私立高校って、やっぱりお金がかかる
私立高校って、なんやかんやで、ほんとうにお金がかかる。
部活ひとつとっても、年間15万くらい必要だと聞いて、思わず「なんてこった…」とつぶやいた。
保護者会費も4万円近く。もはや、ちょっとした習いごとレベルじゃない。
長女も、それなりに気にしているみたいで、昨夜は「私立ってお金かかりすぎる」とぽつり。
そのこともあって、クラブをどうするか、悩んでいる様子。
入りたい部活があるわけじゃない。
でも、何かに所属はしていたい。
中学で続けていた吹奏楽にしようかな?とも思ったらしい。
でも、吹奏楽は想像以上に高額だった。
じゃあ、別の部活にしようかな…と迷っている。
もともと、公立高校も受験予定だった。
でも、インフルエンザで体調を崩して、やむなく断念。
その結果、私立高校へ進学することになった。
志望していた公立に友達が合格していて、最近、いろんな話を聞いてきた。
月に2回ほどの土曜登校、留学制度もあるらしい。
授業も、むしろ公立の方が進んでるかも、なんて話まで。
うちでは「私立に行くなら塾は通わない」って条件を出していた。
これ以上お金をかける余裕はないから。
でも、合格した数日後には、ちゃっかり塾の申込書を持って帰ってきた。
え?話、聞いてた?と内心びっくりした。
妥協案として、月5,000円で塾の教室を自由に使えて、先生にも質問できるというコースを選んだ。
授業はないけれど、自習ができて、わからないところはその場で聞ける。
いわば“通塾”と“節約”の間をとった選択。
でも長女は、それでも「部活にこれだけかけるなら、塾にちゃんと通いたい」と、昨日もこぼしていた。
彼女の人生だし、最終的には自分で選ぶしかない。
でも、高校生活の中で、塾に時間とお金をかけるのが本当に最適なのか。
それはまだ答えが出ない。
結局、塾に通うことになれば、部費より高くつく可能性もある。
それって、私立に進学する条件として出していた「塾はナシ」の約束とも合わない。
きっとパパは首を縦には振らないだろう。
そもそも、「どちらかしか選べない」としたときに、どっちがより納得できるか。
時間の使い方、得られる経験、本人の気持ち。
そう考えると、まだ部活費のほうが納得がいくのかもしれない。夫と私がね。
高校生になると、本当にお金が出ていく一方。
聞いてはいたけど、実際に体感すると重みが違う。
大学進学も見据えると、さらに不安がよぎる。
しかも、まだ下の子も控えている。
長女は、いろんな選択をしては、あとから「あれでよかったのかな」と迷うことが多い。
今回も、もし部活に入らなかったら、きっとまた後悔する気がしている。
でもそれも、本人が状況を見て判断したのなら、それでいいのかもしれない。
お金だけがすべてじゃない。
だけど、結局のところ、「お金だな…」と思ってしまった夜。
そしてそのまま、少しモヤモヤした朝。
だから、こうして記録しておくことにした。
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