娘の卒業式
今日は娘の卒業式。
中学3年間は、驚くほどあっという間に過ぎました。ついこの前、小学校の卒業式のために服を用意したばかりのような気がするのに、もう高校生になるなんて。
卒業式前日は、特別な一日になるのかなと思っていたけれど、いつもと変わらない時間が流れていました。ゲームをしたり、新しいラーメン屋さんで醤油ラーメンを食べたり、レンタルショップで漫画を借りたり。そして最後は、塾帰りの妹に勉強のコツを教え、「時間がない!」と慌ててお風呂に入って就寝。
ラーメン屋さんへ行くのは、次女が塾に行っている間の秘密の楽しみにしたかったみたい。でも、結局家族4人で次女を塾へ送ることになり、察しのいい彼女にはバレバレ。「どうせ、おいしいものでも食べに行くんでしょ」と言いながらも、特に怒ることもなく塾へ向かっていきました。もしかすると、「卒業式の前日だから、お祝いかな」と思っていたのかもしれない。
ラーメン屋さんでは、「おいしいね」「味がちょっと濃いかな」と話しながら、親子三人でささやかな前夜祭。

私の隣で「熱い!」と言いながらラーメンをすする娘。その姿に、0歳の赤ちゃんだった頃、1歳でよちよち歩いていた頃、2歳でたくみお姉さんに夢中だった頃、5歳でプリキュアになりきっていた頃が重なる。けれど、もうすっかりお姉さんになった。
卒業式前の夜、一緒に登校していたお母さんから「明日は〇〇時に待ち合わせをお願いします。3年間、一緒に通ってくださり、本当にありがとうございました。」とメッセージが届く。その瞬間、「毎朝のやりとりも、これで最後なんだな」と思い、寂しさが込み上げた。
小学校時代からの友達が多い中学校で迎える卒業式。我が子だけでなく、たくさんの友達との本当のお別れの日。小学校の卒業式とはまた違う、なんとも言えない気持ちになる。
娘はまだ夢の中。でも、私はそわそわしてしまい、朝から気持ちを綴っている。
娘へ、卒業おめでとう。
高校でも新しいことにたくさん挑戦して、世界を広げていってね。いつもそばで応援している。
***
卒業式で歌う曲が決まったとき、娘が「本当は『正解』を歌いたかったんだよね」とぽつり。
その一言を聞いて、改めてこの曲のフレーズを思い返した。
――答えがある問いばかりを 教わってきたよ
だけど明日からは
僕だけの正解を探しにゆくんだ
(RADWIMPS「正解」より一部引用)
未来への期待と不安、そして大切な人への感謝が込められたこの曲。娘の中で、この曲が卒業の思いと重なっていたのだと思うと、なんだか胸が熱くなる。
この日、この気持ちを、忘れずにいたい。
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